数学の高校入試で、高得点を目指すためには、【高い計算力】が必要となります。
このブログで言う【高い計算力】とは、速くて、正確に計算できる力です。
【高い計算力】が必要なのは、次の3つの場面で求められるからです。
この様に【高い計算力】があることで、高校入試の数学では、とても有利になります。
それでは、【高い計算力】を身に付けるためには、何をしたらいいのか。
そのポイントについて、説明いたします。
【高い計算力】を身に付けるために
①日々の生活の中で、計算力を高める訓練をする。
日常生活には、たくさんの数字があふれています。
時間、料金、電話番号、住所、車のナンバープレートなど、私たちは、数字の中で暮らしていると言っても過言ではありません。
その数字を使って、計算しまくることが、計算力を高める訓練になります。
コンビニで買い物する時には、おつりの小銭がなるべく少なくなるように計算して、支払うようにする。
そのためにも、受験生は電子マネーを使わないことをおススメします。
また、車のナンバープレートを見て、足し算・引き算・掛け算・割り算を使って、10にする訓練をする。
また、住所の番地を2乗したり、平方根を求めたりとして、訓練する。
買い物や登下校の時だけでも、かなりの計算力を高めることができます。
②中学受験用の計算問題集を使って、毎朝、計算力を高める訓練をする。
買い物や登下校の訓練だけでは、高まらない計算力があります。
『分数計算力』と『小数計算力』です。
それは、日常的に使われる数字は、整数がほとんどだからです。
そこで、『分数計算力』と『小数計算力』は、別に訓練する必要があります。
その時におススメなのが、中学受験用の計算問題集です。
少し難易度の高い問題集が、おススメです。
答え 4/5
答え 3
(城北中学平成29年入試問題より抜粋)
複雑な計算問題を、毎日こなすことで、かなり『分数計算力』と『小数計算力』を高めることができます。
特に『分数計算力』は、高校数学でも、とても重要になります。
このブログに高校で習う「積分」の計算式が出ております。
かなり複雑な分数計算が必要になりますが、中学受験の計算よりは楽です(笑)。
③暗記できるものは暗記する
11以上の掛け算
覚えておいて、損はない。どころか、得しかありません!!
掛け算の表を提供してくれているホームページもあります。
ダウンロードして、ご活用下さい。
特に上にあげた「19」「17」「13」「11」という素数の2乗は、必ず覚えておきましょう。
平方根や二次方程式で出題されたら、瞬殺で解くことができます。
分数⇔小数への変換
これも覚えておくと、計算の時短が可能になります。
しかも覚えるのは、以下の4つで十分です。
なぜなら、他の分数は簡単を計算をすれば、求めることができるからです。
これは、今すぐに覚えてしまいましょう!!
まとめ
①日々の生活の中で、計算力を高める訓練をする。
②中学受験用の計算問題集を使って、毎朝、計算力を高める訓練をする。
③暗記できるものは暗記する
計算力は、訓練をすれば必ず上がります。
【高い計算力】を身に付けると、高校入試だけでなく、大学入試でも優位になります。
ぜひ今から、【高い計算力】を身に付ける訓練をされてください!!
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ブログ記事について、さらに詳細に聞きたい方はぜひ説明会をご検討ください。
以下のブログも参考にされて、やる気を保ちながら、ぜひ効率の良い勉強を!!