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【現代文】4ヶ月で偏差値を24.7から64へ上げる方法

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現代文の偏差値は【写経】で上げることができます

 

現代文の偏差値を上げるのはとても難しいと言われていますが、

私は4ヶ月で24.7から64まで上げることができました。

私は、浪人生の8月に文転しており、その時に受けた模試の国語の偏差値は24.7でした。

途方に暮れた私は、当時、代々木ゼミナールで古文を教えている吉野敬介先生に会いにいきました。

 

彼は元暴走族の特攻隊長で、その後猛勉強して、國學院大學に合格しています。

彼なら私の気持ちも理解してくれて、適切なアドバイスをくれるのではないかと思ったからです。

 

その時に教わった現代文の力を上げる方法が、

 

『新聞の社説を写す』という、【写経】という学習方法でした。

社説はその新聞社で最も文章の上手い人が書いており、その論理展開は基本に忠実である。

その論理展開を学べば、現代文の文章展開の理解に繋がると教わりました。

 

実際に【写経】をしてみて、私が社説を勧める理由は、以下の3点です。

①何をテーマに書かれているのか、何を結論として何を主張しているかが、とても分かりやすい。

②そして、その主張を際立たせるための事例や反論を、どのように展開させているかも、とても分かりやすい。

③そして、その論理展開が理解できれば、自ずと現代文は出来るようになります。

 

1ヶ月間、日経新聞・朝日新聞・読売新聞・産経新聞の4紙の社説を図書館で【写経】し続けました。

すると、段々と論理展開が見えてきて、少しずつ問題集が解けるようになっている自分がいました。

また、間違えても『なぜ間違えたのか』が、分かるようなっている自分がいました。

 

11月に受けた早稲田模試で、一般模試で24.7だった国語の偏差値が、早稲田模試で64まで上がりました。

 

入試の結果は、残念ながら早稲田は不合格でした。やはり古文・漢文の勉強が足りていなかったことが要因だと思っています。

早稲田合格を目指す人は、古文・漢文をしっかりと勉強することを、経験から強くお勧めします。

私は中央大学と明治大学、そして法政大学には合格し、中央大学に進みました。

大学時代は、塾や家庭教師で指導しておりましたが、【写経】に真面目に取り組んでくれた生徒はみな、

国語の偏差値は上がっていきました。

 

自分の経験と指導の経験を通じて、【写経】という学習は強くお勧めいたします。

 

なぜ黙読や音読でなく、手を使って写す【写経】が効果があるのか

 

それは国語の力を上げるためには、考えながら写さなければ全く意味がないからです。

 

手を使って写すとなると、自然に考えながら、文章を読み解く事になります。

この過程が、論理展開を理解する上で1番大切な事なのだと思います。

 

現代文の偏差値を上げるためには、【論理展開】の理解がとても重要になります。

そしてこの力は、簡単には身に付きません。

ぜひ1ヶ月は【写経】に取り組んで、じっくりと論理展開を学ばれてください。

 

現代文の偏差値が上がると他教科の偏差値も上がります

 

すぐに効果が出るのが【英語】です。

英語の長文問題は、英語で書かれた現代文です

MARCH以上の英語の長文問題は、論理展開を理解しないと答えを導き出すことができない問題が多いです。

単語力・文法力が高くても、論理展開が理解できないとMARCH以上の合格は難しいです。

 

現代文の偏差値が上がると、必然的に英語の偏差値も上がってきます。

私も60後半だった英語の偏差値が、現代文の向上後は70以上がキープできました。

センター試験の英語も9割近い点数を取ることができました。

 

そして小論文の力も必然的に向上します

これは当然の結果ですね。

上手な文章を【写経】することで、上手な文章の論理展開を学ぶことができるのですから。

最近の入試では小論文を課す学校も多く、小論文を得意にしておくと、大変優位になります。

 

文系の学部を志望する方は、ぜひ現代文の偏差値を上げるために【写経】に取り組むことを強くお勧めします。

 

国語について書いたブログは他にもありますので、お時間ある時にぜひご覧ください。

【高校受験にも活かせる】国語の学習方法

 

中学生の国語の勉強方法

高校入試勉強法 【国語編】

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