専門的な用語や難しい内容が増えてくる中学校の理科。
既に苦手意識を感じている中学生の方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、理科の勉強方法のコツをしっかり理解して取り組めば、
もっと点数アップを狙うこともできます。
ひたすらに勉強するよりも、まずはコツを知って効率的に成績を上げましょう。
今回はそんな中学校理科の勉強方法についてご紹介いたします。
“理科”と言っても勉強を始めてみると様々なジャンルがあり、とても幅広いことが実感できますよね。
そんな理科の勉強をする時、
おおまかに「暗記」するものと「理解」が必要になるものに分けられます。
あらかじめこの二つの勉強方法にあるそれぞれのコツを押さえておくとより勉強が進みやすくなり、テストにも成果が出やすくなります。
これは文字通り、ひたすら覚えることが必要になる問題です。
まずは教科書や参考書などをよく読み、出てくる用語をどんどんチェックしていきます。
その後は問題に対する答えをひたすらに覚えていく繰り返しの勉強をすることで頭に記憶されていきます。
自分でテストを作ってみたり、問題を書いた紙を家の壁に貼ったりして何度も問題を解く作業を加えてみるなどをしてもいいと思います。
とにかく“覚えること”を優先しましょう。
ただ覚えればいい暗記系の問題と違い、
メカニズムや何が原因となり、
どのような結果が起こるのかなどの流れを理解しなければなりません。
また数学のように公式を利用する問題があったりもするので、それらの知識をまずつけて覚えることも必要です。
問題内容によって数字が違ったり当然解答も変わるので、答えをただ覚えるのではなく、
解答に至るまでの経過をきちんと理解しなければなりません。
そのため少しでも「分からない」と思った部分はひとつずつ理解ができるまで先生に聞いたり、教科書で調べるなどして
分からないまま進めることがないようにしましょう。
理科は大まかに分野分けすると
「生物」「化学」「物理」「地学」に分けられます。
それらの分野それぞれの勉強法についても見ていきましょう。
生物では各部位やその働きの名前や分類などについて覚えることが多くあります。
効率よく覚えるためにも、自分自身で分類図などの絵を描いて覚えるようにしましょう。
化学は物質名やそれらの反応、実験器具など暗記が必要になる問題も多い一方、計算問題も出題されます。
計算問題などはたくさんの問題を解くことで力がつくので、教科書の問題だけではなく、市販されている問題集などを利用して数をこなしていきましょう。
物理はその中のどのジャンルにおいても、「原理」の理解が重要になってきます。
まずはそれぞれの原理を理解した上で、法則や公式を覚えていきます。
そして実際の問題を解いてみることで解き方が身につきます。
地学と言えども、学年が上がるにつれ“気象”や“天体”などのジャンルも増えていきます。
一見暗記する内容ばかりのように思えますが、地学の中にも公式や法則が存在します。
それらをきちんと覚えていないとテストの時などに問題を解くことができません。
暗記ばかりするのではなく、公式や法則を使った問題にも取り組むようにしましょう。
大抵、1教科で1つのノートを使っていると思いますが、ノートの使い分けでさらに学びが深まります。普段の授業内容や大事なポイントを記録する「まとめ用ノート」と実際テストで間違えた部分や分からない部分を書き出す「間違い記録ノート」を作ってみると、理解と復習の作業を効率よく行うことができますよ!
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