好きなゲームなら何時間でも集中して出来るのに、勉強を始めると5分で飽きちゃうと悩んでいるあなた。
集中できないのは、あなただけじゃありません。
集中力が続かないのは理由があり、集中力をアップさせるためにはちょっとしたコツが必要です。
この記事では、『テスト勉強で集中力をあげる方法』を紹介しています。
集中するための方法には個人差もありますが、テスト本番で力を発揮するためにも是非参考にしてみてください。
勉強机の上に大好きな漫画やゲームがあるのに、集中出来る人はほとんどいないでしょう。
目につく範囲には、今から始める勉強に関するもの以外を置かないようにすることが大切です。
使うかどうかに関わらず、スマホも視界に入らないようにしてください。
スマホが目に入るだけでパフォーマンスが落ちるという研究結果もあるほどです。
別の部屋に移動するなど手の届かないところに置くのが難しい場合、布をかけて見えなくするだけでも効果があります。
勉強をするときに、最適な温度は約22度、湿度は40%~70%が理想です。
暑過ぎても寒すぎても集中することはできません。
冷暖房機器や加湿器・除湿器を利用して、快適な状態を保てると集中力がアップします。
また、暑い時には首に濡れタオルを巻いたりおでこを冷やしたりするのも効果的。
寒い時には3つの首(首・手首・足首)を温めるだけでも体がポカポカしますよ。
人が集中力を保てるのはおよそ45分と言われています。
学校の授業も45分や50分が多いですよね。
学校の授業時間を目安に1回で勉強する時間を決めると集中しやすいです。
ダラダラと長時間続けないように注意しましょう。
キッチンタイマーを使って時間を計ることで、より集中するようになります。
計算問題なら10問で何分かかるのか、国語の文章問題はだいたいどのくらいで解けるのかなど、
自分が何をするのにどのくらい時間がかかるのか知っておくと便利です。
問題を解き始めた時刻と、解き終わった時刻をメモしておくだけなので簡単です。
慣れてくると自然とメモを取るようになります。
以前よりかかる時間が短くなれば、レベルが上がっていることが感じられ、やる気につながります。
「これなら10分で出来る」と判る問題であれば、やっちゃおうと思えるかもしれません。
課題が多い時は休憩時間ももったいないと思ってしまいがちです。
集中力を保つためには適度な休憩を「きちんと」取ることが重要です。
学校の休み時間のように、
45分~50分の勉強の後には5分~10分は休憩してください。
休憩中は、勉強のことを考えないようにすることも大切です。
眼を休めるためにホットタオルを当ててみるのも良いですね。
同じ姿勢を続けるのではなく、少し歩いたり伸びをしたりして固くなった身体をほぐしてあげましょう。
勉強する場所や姿勢を変えてみることで、集中力を高められることがあります。
また、いつもと違う場所や姿勢で勉強した内容は印象に残りやすく、テストのときに思い出しやすい傾向があります。
自宅のリビングに移動するだけでも良いですし、学校の教室や図書館で勉強することで気分転換にもなり集中力が高まることがあります。
また、逆立ちをする・正座するなど、いつもと違う姿勢になるだけでも集中しやすくなります。
集中力を高めるためには、脳のエネルギーとして糖分を摂ることが効果的です。
チョコレートやクッキーなど、好きなお菓子を食べることで脳だけでなく気持ちも満たされます。
またおにぎりやパンなど炭水化物も脳にエネルギーを送ってくれます。
食べ過ぎてしまうと眠くなるので、
量を調節しながら食べることが出来ると良いですね。
甘いおやつは、自分へのご褒美にもなり、続けて勉強を頑張ろうという気になりやすいです。
集中できないと思っている人の中には、まだ勉強を始めていないという場合があります。
勉強を始める前なので「集中力が続かない」のではなく、
「まだ集中していない」だけなのです。
やる気が出ないと思っても、とりあえずペンを持ち教科書を見て、机に向かってください。
気が乗らなかった勉強も、やり始めると意外と集中して勉強出来てしまうものです。
また、言霊の効果を信じて口に出してみることも効果的です。
「30分集中しよう」「集中して勉強しよう」など声に出してみましょう。
前向きに勉強を始める言葉を言えば、本当にその通り集中出来ることが多いから不思議ですよね。
テスト本番で力を発揮するために
テスト当日、「ちゃんと出来るかな」と不安な気持ちになるのは、あなたが一生懸命勉強してきた証拠です。
不安な気持ちを解消してくれるのは、これまでの努力をしてきた実績です。
集中して勉強した時間が、自信に繋がります。