国語が1番、都道府県ごとの特徴が出ると言っても過言ではありません。
(画像出典・リンク先:新学社 )
東京都と神奈川県の出題傾向です。
※画像が見えにくいため、都道府県名をクリックして、大きな画像でご覧ください。
東京都では、課題作文と現代文と古文の融合問題が出題されています。
神奈川県では、グラフや資料を参考に解く、表現問題が出題されています。
このように、隣接する都道府県でも傾向が大きく異なります。
国語の高校入試の勉強は、過去問分析から始まります。
そのためにも、実際に高校入試問題を解いてみましょう。
出来れば、数年分。今の段階でも、ある程度解くことができると思います。
まず、受験する県の国語入試の特徴を知る事が1番大切です。
【過去問分析は、実績ある虎の巻がおすすめです!!】
苦手な分野や単元を分析して対策する
漢字が苦手なら・・・
これはひたすら書いて、読んで、覚えるしかありません。
自分が苦手な漢字をピックアップして、ノートなどにまとめて、ひたすら繰り返し、書いて、読んで、覚えていきましょう。
漢字については、このブログも参照に。
【国語 いや全教科の要】効率の良い漢字の学習法
説明文が苦手な場合は・・・
以下のステップでまず確認してみて下さい。
①何について書かれているのか
国語では、主題と言われます。この主題が分かることが第一歩です。
分からない場合は、解答欄に主題が書いてある場合が多いです。
それを読んでから、再読することをお勧めします。
②自分の考えを入れていないか
国語を解く時に、1番邪魔になるのが、 自分の考えです。
国語の問題の多くはでは、あなたの考えは、聞いてません。
作者の考え、そして問題作成者の考えを聞いているのです。
例えば、主題が「環境について」。
作者は、ゴミや二酸化炭素は、最低限に抑える努力をしていこうという事を言いたいとします。
しかし、読んでいるあなたは、環境汚染大反対。
すると、文中にある環境汚染を否定する文に注目してしまい、
「この作者も環境汚染に反対だ!」と勝手に決めてしまい、その考えで 問題を解いていってしまいます。
これでは、正解にたどりつけません。
いかに自分の考えを消して、作者や問 題作成者の考えを理解するか。
この訓練を過去問や受験用の問題集で、されていくことをお勧めします。
小説が苦手な場合は・・・
以下のステップでまず確認してみて下さい。
①登場人物とその関係の整理
誰が出てきて、どのような関係なのかを整理する。
こう表現すると難しそうですが、テレビドラマや映画を見る時に、皆様が自然に行っていることです。
人物の関係図が見えなければ、ドラマも映画も楽しめません。
小説の問題も一緒です。まずは登場人物とその関係を整理しましょう。
②感情移入しない
先ほどの説明文と一緒です。自分の考えや感情を入れて読まない事です。
たとえ主人公が、性別も一緒で、年齢が近く、同じ部活に所属していても、
「あなた」ではありません。 あくまで他人です。
主人公の考えや行動を、冷静に理解していきましょう。
これも説明文同様に、この訓練を過去問や受験用の問題集でされていくことをお勧めします。
③高校受験ならでは【裏技!?】
登場人物の関係性では、高校受験ならで【裏技!?】があります。
【父親】と【息子】には、
①息子は父親を尊敬している。
②乗り越えたい存在
【兄(姉)】と【弟(妹)】には、
①ライバル
②兄(姉)は、弟(妹)の憧れの存在
【母親】
①健気に子供を支える存在
②口うるさいが、子供ことを信じている存在
のように、問題作成者が導きたい傾向があるようです。あくまで裏技なので、 絶対ではないので、参考までに。
古文が苦手な場合は・・・
以下のステップでまず確認してみて下さい。
①とにかく古文の問題に慣れる
古文の授業は中学校では、そんなに多くは扱いません。
なので、基本的な問題しかでないと言えます。高度な知識は大学受験で求められます。
とにかく古文の問題に慣れること、過去問や高校受験問題集を解いて解説を読んで慣れていって下さい。
②慣れる上で意識する事
【主語】をしっかりと理解する事です。【誰が】が言ったのか、行ったのか。
古文は主語が省略されやすいので、【主語】を理解する事が重要です。
主語を探す上で、また文を理解するうえで、【注釈】をフル活用しましょう。
【注釈】には、答えを導くための多くのヒントが書かれています。
【過去問分析は、実績ある虎の巻がおすすめです!!】
国語の高校入試対策は、この2つで十分です!!
①過去問を解いて傾向を掴む
②自分の苦手分野を把握して、対策をする
過去問を後回しにする方が多いですが、出題者が【手の内】を見せてくれているのに、
その【手の内】を知らずに、高校受験の勉強を進めるのは効果的と言えません。
ぜひ、過去問を有効活用して、国語の点数アップを目指されて下さい。
国語の学習法方法は、このブログにも掲載しています。
【高校受験にも活かせる】国語の学習方法
他の教科は、次のブログを参考にされてください。
高校入試勉強法【理科編】 分野別に対策しよう。
高校入試勉強法【数学編】
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