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苦手科目の克服方法【9月】

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あなたの苦手科目は何ですか?

苦手

算数? 英語?

苦手な科目があると、勉強がなかなか進まないものです。

その科目は敢えて勉強しない…ということも発生しますよね。

 

でも、苦手な教科を放置したままでは、得意になることはありません

特に低学年のうちに一度苦手だと感じてしまった教科は、その後ずっと苦手になってしまいます。

算数が苦手な子は数学も苦手です。

英語が苦手な小学生は、中学でも高校でも、ずっと苦手です。

苦手だ・つまらない・嫌だ、そんな気持ちを抱えたまま授業を受けるのは、きっととても辛いでしょう。

 

苦手も個性と言えば聞こえは良いですが、これから先も学習を続けていくのだから、苦手が克服できるに越したことはありません。

 

この記事では、苦手科目を克服する方法を3つご紹介します。

この9月に苦手克服の対策をして、成績UPを目指しましょう。

 

苦手科目は取り組みやすさを重視してハードルを下げる

苦手科目に取り組む場合、いきなり問題集に取り組もうとする人がいますが、その方法は間違っている場合が多いです。

苦手教科を得意な科目と同じように勉強しても捗りません。

それどころか、ますます苦手意識が強くなることや、勉強自体が嫌いになってしまう危険があります。

 

それでは、苦手科目の勉強法はどうしたら良いでしょう。

1つ目の克服法は、取り組みやすさを重視し、ハードルを下げることです。

 

例えば、歴史が苦手な子は漫画から入るのがおすすめです。

歴史漫画は数多く、歴史全体の流れを掴むのに役立ちます。

重要な人物に焦点を当てた漫画で共感できる生き方を見つけたら、そこから興味のある世界が広がる可能性もあるでしょう。

小学生で購入した歴史漫画シリーズを、高校生になっても使っているという子もいます。

 

 

数学が苦手な子は、ゲーム感覚で取り組んでみるのも良いでしょう。

100マス計算は、時間を計って楽しみながら計算力を高めることが可能です。

100個のマスを見て、やる気がなくなってしまうようなら、10マスからスタートし徐々に数を増やすことも簡単にできます。

市販されている算数力を高めるゲームを利用するのもひとつの方法です。

 

英語では、好きなアニメを字幕で見ると、英語の組み立てを理解するのに役立ちます。

特に何度も見て内容を覚えているアニメがあれば、字幕なしでヒアリング力を高めることも可能です。

好きなキャラクターになりきって、台詞を真似してみるのも話す力が養われます。

 

このように、まずは勉強としてではなく「遊び」や「遊びの延長」として取り組んでみるのが良いでしょう。

 

苦手科目は毎日5分からコツコツと

苦手科目を克服したいと思っても、いきなり1時間勉強するのは苦痛でしかありません。

毎日5分という短時間でも良いので、少しずつ毎日触れてみることから始めてみましょう。

前述した漫画やアニメだけでも良いです。

大切なのは毎日繰り返すこと、毎日触れていればそれが習慣化して段々と「取り組もう」という意識になってきます。

 

初日は5分でも長く感じるかもしれません。

それでも5分間取り組めたら達成感が感じられます。

この達成感がとても重要です。

 

続けていくと5分は意外に短いと思う日もあるでしょう。

5分に慣れたら10分、20分、30分と徐々に延ばしていけば、気が付いた時には1時間の勉強ができるようになっています。

 

また、例え1日10分の勉強時間でも、1週間では70分も勉強したことになります。

1日30分勉強すれば、1週間では3時間半です。

苦手科目にこんなに取り組めたんだという達成感が自信に繋がり、さらに勉強しようという気持ちも芽生えます。

 

昨日よりもできるようになったことを振り返る

苦手科目に取り組んでいると、できないことばかりで嫌になることが多いです。

でも、確実にできるようになっていることだってあります。

 

比べるのは少し前の自分です。

昨日に比べて自分は何を覚えたのか、何ができるようになったのかを紙に書き出してみましょう。

 

できることは学習だけに限らなくても構いません。

ゲームでも苦手科目に取り組むのは5分で限界だったのに、今日は10分に挑戦できたとしたら、それは立派な「できるようになったこと」です。

誰かに言われて嫌々見ていた字幕のアニメを、今日は自分から見てみようと思えたのだって立派な「できるようになったこと」でしょう。

 

振り返ってみると、想像よりもたくさんのことができるようになっていることに気が付きます。

1日1つできることが増えれば、1カ月で約30個できることが増えますよね。

小さな成功体験は大きな自信に繋がります。

苦手科目の成功体験を積み重ね、「できない」を「できる」に、苦手を得意に変えていけると良いですね。

 

苦手克服に9月は最適

英語の教科化・プログラミングの導入など、小学生が学習する量は確実に増えています。

得意な教科があれば苦手な科目ができて当然です。

 

苦手なことがあるのは当然ですが、「仕方がない」と諦める必要はありません。

苦手をなくすために工夫してできることは、たくさんあります。

 

ゲームを取り入れたり、毎日少しずつ勉強したりといった学習を、この9月からはじめていきましょう。

 

「わからない→勉強が楽しくない→苦手になっていく」というサイクルから抜け出し、わかるから楽しく得意になるというサイクルに入れると、もっと勉強がしたくなります。

 

小学生の学習に対する成長スピードはとても早く、あっという間にどんどん吸収していきます。

この9月は、苦手科目を少しでも克服できるような時間にしていきましょう。

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