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高校入試勉強法【理科編】 分野別に対策しよう。

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理科科目は、「分野別」にバランスよく対策をすることが重要です。

 

 

                                                         (新学社HP 高校入試情報より)

 

 

高校理科の分野は下記の全部で4分野になります。

高校理科

物理 化学 生物 地学

 

具体的な内容で言うと

物理分野:光・音・力、電気、運動エネルギー
化学分野:物質の区別・気体の性質、化学反応、イオン
生物分野:植物・動物、生物の細胞・行動のしくみ
地学分野:地質、気象、天体

 

 

理科は、物理・化学・生物・地学の4分野からまんべんなく

問題が出題されます。

上記の神奈川県・長野県の入試でも、4分野から毎年必ず出題されています。

 

物理分野や化学分野といった、特定の分野だけできても

高得点にはつながりません、

 

したがって、理科は、

それぞれの分野の特性に従い、バランスよく勉強することで

高得点を狙うことができます。

 

各分野ごとの勉強方法

 

物理

 

ポイント

図をノートに書いて、法則・公式を理解する

 

物理分野では、まず「何が起こっているのか」

が分かることが大切です。

単なる公式暗記だけではだめです。

 

反射の法則・・・ 平面で光が反射するとき、入射角と反射角が等しくなること。

 

これを一言一句暗記しても、何のことを言っているのかわからないですよね。

 

 

こんな風に、ノートに図を書いて、

「図」で法則を理解しましょう。

 

おすすめの参考書・問題集

 

物理分野の法則がすべて図で表されている参考書です。

ノートに書いて、理解するときに非常に助けてくれる一冊です。

 

問題をたくさん解いて、理解する。

物理分野の勉強でもう一つ大切なのは、「演習量」です。

問題を解いて、何回も何回も演習をしていく中で、

法則や公式の本当の意味が理解できていきます。

 

演習をする時の注意点は必ず「できるようになる」まで行ってください。

①問題を解く。
②答えを見て、答えを理解する。
③答えをみないで、もう一度解いて答案を再現する。

 

物理分野が苦手な人の特徴は、解答を見て終わりになってしまっているパターンが

非常に多いです。

 

「自力」で答えにたどり着けるように何度も何度も解いて、

「わかる」→「できる」まで持っていきましょう。

 

解説が非常に丁寧な問題集です。演習量を確保するにはぴったりの問題集です。

付属の参考書もあります。

 

化学

 
暗記が9割。
化学分野は、演習というよりどれだけ「暗記」できたかが大切です。
 
例えば、
水素→H2 マグネシウム→Mg
水→H2O     酸化マグネシウム→MgO
 
これらの「知識」をまずはしっかり暗記していくことが大切です。
 
 
一問一答を繰り返し解いて、知識を定着させるのがよいです。
 
暗記カードを作るのもよいとは思いますが、
暗記カードを作るのに満足してしまい、中々活用できていない人が多いです。
また、暗記カードは作るのに時間がかかります。
 
それよりも、手っ取り早く知識を定着させられるのが
一問一答です。
 

定期テストレベル~入試レベルまで幅広く対応しているので、取り組みやすい一冊です。
 
化学分野の暗記で大切なのは、
①思い出す練習をする。(想起する)
②反復する
③口に出して覚える
 
物質の名前や、化学式などは、1回では絶対に覚えられません。
何度も何度も口に出してスラスラ言えるまで
反復するのがおすすめです。
 
また、一問一答をやる時には、
すぐに答えをみるのではなく、
1分考えて思い出すことをしてください。
 
【答えをすぐに見た時」と、【思い出す努力をしてから答えを見た時(想起)】
では記憶の定着率が全く違うとの研究結果も出ています。
 
ただ解いて終わりではなく、
①思い出す練習をする。(想起する)
②反復する
③口に出して覚える
重要な3つを意識して、一問一答で知識を付けていきましょう。
 

生物

 
名前、役割、働きを暗記する。
生物分野で、重要なのは「名前」と「役割」と「働き」です。
1.A~Eの名称を答えよ。
2.Eの働きを答えよ。
3.Aの働きを答えよ。
 
上記のように、図を使い出題されることが多いです。
「名前」だけではなく、その「役割」「働き」まで
しっかり覚えていないと生物では得点を取ることは難しいです。
 
図や表を使って覚える。

物理分野でも紹介した「図で分かるシリーズ」の「生物版」です。
植物や動物の仕組み、細胞の仕組みが全てビジュアルとして
掲載されています。
問題として、掲載されている図がそのまま出題されることも多いので、
非常におすすめです。
 
ワークで問題量をこなす。
 
「図でわかるシリーズ」で仕組みや役割を理解したら、
あとはひたすら問題演習で知識を定着させていきます。
 

 
公立中学校でも採用されている、「啓林館」の教科書ワークです。
「要点確認」→「練習」→「テスト形式」
の3段階で効率よく学習できます。
また、非常に図やイラストも多く掲載されている問題集になるので、
「図で分かるシリーズ」で学んだ図をもとにして、
アウトプットの練習もできる最強の問題集です。
 
 

地学

用語暗記だけではなく、法則や公式を身につけ、計算問題を制覇しよう。
(1) P波の速さは何km/秒ですか?
(2) d地点の初期微動が始まる時刻Yを求めなさい。
 
上記の問題は地震の計算の問題です。
地学は用語暗記のイメージがあるかもしれないですが、
計算問題も出題されています。
そして、この計算問題を苦手とする生徒さんは
非常に多いです。
 
用語暗記だけではなく、法則・公式を覚えて
計算演習を積んでいきましょう。
 
問題集で計算問題を徹底的にやりこみ、パターンを掴む。
 

上記の「計算問題のコツ」で計算問題演習を行いましょう。

苦手な人が多いと書きましたが、

地学の計算問題はパターンが決まっています。

1つの問題集を完璧になるまでやりこむことで、

パターンを身につけることができます。

 

地学分野も、毎年2分野は出題される傾向にあります。

物理、化学、生物分野に勉強が偏りがちな人が多いので、

地学の勉強も必ず勉強するようにして

バランスよく勉強しましょう。

 

まとめ

 

理科で大切なことは、分野ごとにバランスよく勉強することです。

偏りがあっては高得点にはつながりません。

分野別で対策が違うので、

分野ごとに勉強を進めてください。

 

他の教科は、以下のブログで。

高校入試勉強法 【国語編】│先取り学習~大学受験を有利にするための小学生・中学生の勉強方法~ (learningskillup.com)

高校入試勉強法【社会編】│先取り学習~大学受験を有利にするための小学生・中学生の勉強方法~ (learningskillup.com)

高校入試勉強法【数学編】│先取り学習~大学受験を有利にするための小学生・中学生の勉強方法~ (learningskillup.com)

高校入試勉強法【英語編】│先取り学習~大学受験を有利にするための小学生・中学生の勉強方法~ (learningskillup.com)

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