「内申点」・・・神奈川の高校入試で大きな要素となるものです。
その内申点には中2の成績が入ってきます。
部活に、文化祭に、体育祭に「燃える」ことも、とても大切ですが、中2から高校受験の準備を始めることもとても大切です。
中2から高校受験の準備を始めるためには、早めに志望校を決めて気持ちを盛り上げていくことが重要。志望校が決まることで、勉強のモチベーションが高まるからです。
志望校が決まると、おのずと合格するために何が必要かがわかります。
そして、志望校に合格するために必要なことを知ることで、今やるべきことが具体的に見えてきます。
ここでは志望校に合格した多くの先輩たちが行ってきた「志望校を決める方法」「志望校に合格するために実践したこと」をご紹介します。是非参考にして、自分に置き換え実践してみてください。
➀志望校の「学園祭」を見に行く
志望校の学園祭に足を運んでみましょう。
日程はホームページで公開されている場合が多いです。密を避けるため、事前予約制の高校もあります。
情報をチェックして、志望校の学園祭を見に行ってみましょう。
学園祭での楽しそうな雰囲気・優しそうな先輩、素敵な先輩や先生に出会っただけで、テンションが上がり、一気に「志望校」になったという声を多く聞いております。
学校の雰囲気が合う・合わないはとても重要なことです。
雰囲気を知るには、学校に行ってみることが最も有効な方法になります。学校説明会よりも学園祭の方がはるかに雰囲気を感じ取れます。
まだ志望校と思ってなくても気になる学校があれば、是非学園祭を見に行ってみてください。
勉強のモチベーションを上げる方法はこちらの記事で詳しくご紹介しています。是非参考にしてみてください。 |
②「志望校の生徒」のつもりで、家から通うルートを決める
志望校に通う生徒になったつもりで、家から通うルートを決めてみましょう。
自転車で通いますか?電車に乗りますか?乗り換えはありますか?通学路にお気に入りのカフェは見つかりそうですか?
憧れの志望校ではなく、「僕は」「私は」通っているんだと思い込ませることが重要です。これは、心理学用語で「モデリング」と呼ばれるもので、実際は「人」を決めて、その人になったつもりで行動することで、その人の成功に近づくことができるそうです。
「○○高校の生徒は、学校帰りに○○に寄って買い食いする人が多い」
⇒実際にそのお店に寄って買い食いしてみましょう。
高校の制服を着ている自分を思い描くのも良いでしょう。
もし身近に志望校に通う具体的な先輩がいれば、さらに良いですね。先輩の都合が合えば、一緒に過ごしてもらうのも効果的です。
③必要な内申点を死守する
神奈川県の高校入試では、内申点がとても重視されています。「内申点」で進学先がほぼ決まると言っても過言ではありません。
内申点が足りないと受験を勧めない中学校もあると聞きます。それは限りなく合格から遠いことを先生方も知っているという事になります。
本当は志望校に合格する実力があるはずなのに、内申点が足りなかったために受験も出来ないのは悲しいですよね。
志望校が決まったら、まずは必要な内申点を調べましょう。そしてその内申点を死守するように努めましょう。
内申点を効率的に上げる方法はこちらの記事で詳しくご紹介しています。是非参考にしてみてください。 |
④過去問は「中2」のうちに触っておく
中2で過去問、これは鉄則です。特に県立高校を目指す人は、必ず中2のうちに過去問に触れておきましょう。
高校入試の過去問には、中2ですでに解ける問題も多くあると思います。
逆に習った範囲で解けない問題があれば、復習ポイントです。
孫氏の兵法にある「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」の通り、敵(高校入試)を知り、己(すでに解ける分野・不十分な分野)が分かれば、対策がとてもしやすいです。
「過去問は秋から!!」と言って、模試ばかり受ける人を良く見かけますが、高校受験では得策とは言えません。
早くから過去問に触れ、受験に備えておきましょう。
志望校を早めに決めて気持ちを盛り上げていこう
この記事では、受験を乗り越えた先輩たちの声を元に、「志望校を決める方法」「志望校に合格するために実践したこと」をご紹介しました。
先輩方の成功事例を実践し、志望校への合格をつかみ取りましょう。
頑張ってください。