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志望高校に合格するための効果的な勉強法

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志望校に合格するためには、受験当日どれだけ緊張しないで高得点を出せるかが重要です


しかし、当日だけでなく日頃の学習の成果が現れやすい「内申点」もまた、合格の鍵を握っています。


この記事では、内申点を効率よく上げて志望高校に合格するための効率的な勉強方法をご紹介します。


受験当日に緊張しないためにも、模擬試験でも本番同様に取り組み高得点を狙いましょう。

内申点を効率よく上げる方法とは

まず、内申点は思ったように上がりません。

 


なぜなら、高校受験が気になり始める頃、友達も皆同じように頑張るからです。


上がらないからといって、焦る必要はありません。


効率良く上げていく方法はあります。


内申点を上げるには、内申点の仕組みを良く理解することが大切です。


現在の内申点の評価基準を知り、どのような対策をすれば効率よく内申点があがるかを確認していきましょう。

 内申点の評価基準

内申点の評価基準をご存知でしょうか?

中学校は、学習指導要領に沿って評価を行っています。


その、指導要領は10年に1回程度、見直しが行われます。


直近では2021年に導入された新学習指導要領によって内申点の評価の観点が整理されました。


文部科学省のサイトで詳しく紹介されています。

現在の評価基準は次の観点です。

①知識・技能

②思考・判断・表現

③主体的に学習に取り組む態度


これらの3つの観点をベースに、評価を上げるための具体的な行動例を考えていきましょう。


定期テストや小テストで点数を上げる

個別の知識や技能が身についているかどうかを確認するのは、定期テストや小テストです。


テストの点数は内申点に影響します。


日程や範囲が決まっている定期テストはもちろん、授業中に急に行われることもある小テストでも確実に点数を稼ぐことがポイントです。


各教科ともに予習・復習を繰り返し、分からない問題を放置しないようにしましょう。



❷ レポートの作成やグループ発表

思考力・判断力・表現力の評価を高めるには、授業中の発表やグループでの話合い時の発言が重要です。

考えをどこまで掘り下げられるか、自分の意見をどのようにまとめられるかが鍵になってきます。

教科書を見て頭の中で考えるだけでは、発表の力を上げるのは難しいでしょう。


考えをまとめて声に出して発表する練習を重ねると力が付きます。


❸ 学習は主体的に行うこと

 

主体的に学習に取り組む態度は、どのくらい意欲的に授業に参加しているかで判断されます。

提出物は、期日を守って提出することはもちろん、学習に対する姿勢も求められます。


例えば数学なら途中の計算式を書く、レポートなら数行で済ませるのではなく与えられたスペースに収まる範囲で端的にわかりやすい文章を書くように心がけましょう。


また、間違った問題の見直しにも力を入れておくことが大切です。


先生へ積極的に質問することで、積極的な姿勢が評価されやすいです。


日々の基本的な事柄を大切に取り組みましょう

主体的な学習態度は、意欲があれば評価を上げられる可能性は高いです。


技能四科目の片付けなどのお手伝いをすることも効果があります。


❹ 内申書の評価を上げる

内申書には、内申点以外の評価も書かれます。


生徒の学校生活の様子が細かく記載されるので、授業以外の活動にも力を入れると良いでしょう。

部活動を頑張って文武両道の高校に推薦をもらえた事例もあります。


無遅刻・無欠席で学校に通うことや、体育祭等の行事でクラス代表を務める・英語検定や漢字検定に取り組むことも内申書の評価を上げる要素です。


❺ 受験当日の対策

志望高校の合否は、受験当日の点数と内申点で大まかに決まります。

内申点が足りなくても、当日のテストの点数を上げることで合格点に近づけることができます。


模擬試験を受ければ、テスト問題の傾向をつかみ対策を練りましょう。


また、テスト会場の雰囲気に慣れておくことも重要です。

 

高校受験に向けた効果的な勉強方法

高校受験は中学3年間の集大成、当然テスト範囲も広くなります。

やることが多すぎて何から手を付けたら良いか分からず、モチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。

勉強計画を立て、基礎をしっかり固めておくことが大切です。

高校受験の問題は、基礎が理解できて入れば解ける問題が多いからです。

また、効果的に勉強するには、受験を予定している学校をよく調べることが近道です。

出題傾向が詳しく記載されている過去問が役立ちます。

数年間分の過去問を実際の試験と同じ時間で解いてみましょう。

間違えた問題や、自信がなかった問題はチェックしておけば、苦手分野が把握できます。


2回目以降は、チェックを付けた問題を重点的に解き、繰り返し学習することで苦手を減らせます。


受験当日、1問でも多く問題が解けるように学習を進めることが大切です。



このサイトでは高校入試に向けた具体的な勉強法を紹介しています。


教科別に勉強方法も異なるので、それぞれの学習の特徴も知っておくと良いでしょう。
下記の記事も参考にしてください

シンガク ブログ

全国を転勤し、多くの都道府県で指導者、保護者、そして子供の相談に乗ってきました。 中学2年生くらいから相談が増えるのが、…

模擬試験を上手に活用し志望高校の合格を勝ち取ろう


内申点を上げることも学力の向上も、一朝一夕にはいきません。


日々の積み上げ、コツコツとした努力がとても重要です。


目の前にある課題に真摯に取り組み、努力を重ねていきたいですね。

また、高校受験が初めての試験という方もいます。

試験会場は独特の雰囲気があり、普段は考えられないようなミスが起こることも。

模擬試験を上手に利用し、受験当日に平常心でテストに臨めるように心がけましょう。

志望高校合格まで、頑張ってください。

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