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効果的な公立高校の入試勉強法

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全国を転勤し、多くの都道府県で指導者、保護者、そして子供の相談に乗ってきました。
中学2年生くらいから相談が増えるのが、「高校入試の勉強法」でした。

定期テストは範囲が決まっており、その範囲を反復する事で、得点を上げる事が出来ます。

範囲が中学3年間分となり、その範囲の広さにモチベーションが下がってしまう子供が多いようです。

またその様子を見て、心配される保護者の方も多いです。

模試も本格的に始まり、模試の結果に一喜一憂しているご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで、効果的な公立高校の入試勉強方法をお伝えいたします。

公立高校の効果的な入試対策方法!!

各都道府県の高校入試は、結構特徴があります。

まずは、過去問をしっかりと分析することです。

過去問の最初の方に、各教科の出題傾向が載っています。

このページは結構軽視されますが、数年間の出題傾向を分析されてます。

高校入試傾向 数学 愛知県

※写真が見づらい時は、上記をクリックしてください。

(画像出典・リンク先:新学社 )

愛知県の高校入試の数学の傾向です。

入試に出やすい分野が●が付けられており、

入試に出にくい分野は「空欄」になっております。

 

【過去問分析は、この過去問集で!!】

 

その分野からも分かるように、中学3年生の範囲が多いと思います。

なので、今できる一番効果的な高校入試対策は、

【中学3年生の定期テストを今まで以上に、真剣に取り組む事です】

 

日々の授業の予習・復習が、入試に直結していると考えれば、やる気も沸いてくると思います。

 

特に、英語・数学・国語の多くの課題が、中1⇒中2⇒中3とつながっています。

中3内容を学習する事で、中1・中2の復習ができます。

【数学の場合】

2次方程式(中3)を理解するためには、連立方程式(中2)の理解が必要になります。 

連立方程式を理解するためには、方程式(中1)の理解が必要です。

 

そして分からない分野があったら、学校の先生に必ず質問する事です。

【内申点】には、学習意欲も加味されます。

理解も進み、意欲も伝われる。まさに一石二鳥です。

 

次は、高校入試の点数を上げるための方法をお伝えいたします。

入試に出る分野の『苦手な分野』に取り組む事が、点数アップにつながる!!

 

一番点数を伸ばしやすいのが、苦手な分野を減らしていく事です。

例えば、理科で考えてみましょう。

 

化学の分野は得意で、10点中7点ぐらいは模試でも取れている。

生物の分野は苦手で、10点中3点ぐらいしか模試では取れていない。

 

7点⇒10点に上げるよりも、3点⇒6点に上げる方がはるかに簡単です。

 

7点⇒10点となると、化学の全範囲を網羅し、難問も解ける力が必要です。

しかし、3点⇒6点であれば、基礎的な箇所をしっかりと抑えれば、得点することが可能です。

この様に各教科の【入試に出やすい苦手分野】の学習に取り組んでいきましょう。

 

多くの受験生が、得意な分野を勉強したがります。

なぜなら、自信を持ちたいからです。安心したいからです。

 

しかし、入試で一番大切な事は、いかに点を稼ぐかです。

その観点に目を向けられたら、ライバルに大きく差をつける事ができます。

 

そして実際の高校入試の分析は、この〖虎の巻〗で!!

 

最後に、今からすぐに出来る数学の勉強法をお伝えします。

 

数学では、計算力(計算スピード)が大きな武器になる!!

 

計算力は、検算や解きなおす時に、計算スピードが速い事は、大きなアドバンテージになります。

また、理科でも計算力は力を発揮します。高めておいて、絶対に損はありません!!

 

朝起きて、一番に計算トレーニングを行う事はとても効果があります。

東大受験生の事例を見ても、朝一番のルーティンに計算トレーニングを取り入れている受験生は多いです。

お勧めは中学受験用の計算問題集です。

分数・小数、カッコ・大カッコが組み合わさったややこしい計算問題ほど効果はあります。

朝一に計算トレーニングを取り入れる事はお勧めします。

 

公立高校の受験は、怖いものではありません

 

受験を分析し、自分の苦手分野を分析し、その上で対策を練ることで、十分に対策する事が可能です。

まずは、ご自身が受験される都道府県の高校入試の過去問を手に入れて下さい。

 

高校入試の分析は、この〖虎の巻〗で!!

そして、分析をされてみて下さい。

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