「また部屋を汚くして、早く片付けなさい!!」
古今東西、親子喧嘩の原因となる「片付け」。
この記事をお読みのお父様、お母様。
ご安心下さい。
この喧嘩は、お宅のお家だけで起きているのではありません。
日本中の、いや世界中の多くの家庭で、2~3ヵ月に一度起こる「恒例のイベント!?」と言っても過言ではありません。
親に叱られた子供は、
「後でやろうと思っていたのに…」「そんなに怒らないでも…」
と思いながら、しぶしぶと目に見えるものから、片付け始めます。
子供達にも言いたいです!!
安心して下さい。片付けが出来ていないのは、君だけではない。
日本中、いや世界中の子供の多くが、片付けをしないで、部屋を汚し、
親に叱られています。
「片付け」についての相談は、子育ての相談の中で、ダントツに多い相談です。
「日本中の多くの子供は、いや世界中の多くの子供は、自分の部屋を汚すために生きて言いる」という確信を、私は持っております。
ところが、先日、ある会社を訪問した時に、
「倉庫が汚いよ~、片付けてよ~」と女性の声が。
声の主は、お世話になっている女性経営者の方。
「ちょっと目を離すと、すぐこうなるのよ~」
どうやら、この現象は家庭だけの恒例イベントではないようで、
人が集う所に「片付け問題」は、必ず発生するのではないでしょうか。
わが子もご多分に漏れず、部屋が汚い。
いや、正確に言えば、「汚かった」。
中学1年の時に、発達障害であることが判明したわが子。
その時に受けたテストが、大きなヒントとなり、片付け問題が緩和されました。
テストの結果で分かったことが、
わが子は「聴覚からの情報処理が苦手で、視覚からの情報処理が得意」との事。
そこで「見て分かる片付けの方法」を妻と一緒に考案しました。
教科ごとに色を決めて、そのファイルケースに教科書やノートをしまう方法を提案しまた。
楽天市場やAmazonで購入できるファスナー付きのファイルケースを購入してきて、
子どもと一緒に教科の色を決めて、さらにテプラでシールを貼りました。
色とテプラの文字が、わが子には合っていたようです。
そして、鞄にそのまましまえばいいので、その楽さもわが子には合っていたようです。
そして、机の中でしまう所を決めて、学校関連の片付け問題は、この方法で改善されました。
自画自賛ですが、わが子は友達から「これいいな!!」と言われ、数名のお母様から、妻に問い合わせがありました。
もちろん、いつもきちんとされていたかと言えば、そうでもありません(笑)。
出しっぱなしになっている時も、多々ありました。
ただ方法が決まっているので、少し言えば、すぐに取り掛かる事ができるので、お互いのストレスはかなり軽減されました。
私と妻で、「あまり几帳面になりすぎに、7割出来ていたら大成功としよう」と決めていたので、それも良かったのかもしれません。
「完璧ではなく、7割主義」
ある記事でトヨタは80点主義という事を知りました。世界のトヨタですら80点主義です。わが家であれば、70点で大成功だと思います。
今回はわが家の工夫事例をご紹介しましたが、ぜひ皆様の「わが家の工夫事例」を教えて下さい。
皆様で工夫事例を共有し、穏やかな家庭を目指していきましょう。
片付けがすんだら、お子さまをぜひ褒めるてあげてください!!
上手に褒める方法は以下のブログを参考にされてください。
【子育てが上手くいく】褒める・認める事の大切さ